多角的な視点から企業活動の伴走支援サービスを提供するため、経営や会計などの知識を身に着ける目的で令和7年度中小企業診断士の試験(1次試験)を受けてきました。
1次試験はマーク式の試験で、問題用紙の持ち帰りが許されてします。中小企業診断士協会連合会から後日「正解と配点」が公表されるので、問題用紙に自分の解答をマークすれば自己採点できます。
ということで、振り返りと共に、同じく中小企業診断士試験合格を目指されている方、中小企業診断士に興味があるという方に少しでも参考になれば幸いです。
試験結果
試験科目と合格基準
中小企業診断士1次試験は、「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の計7科目のマーク式です。
各科目所定の要件を満たすことで免除申請することができ、わたしは「経営法務」を免除申請したため、実際に受験した科目は「経営法務」を除いた6科目です。
そして、1次試験の合格は①7科目合計420点(=平均点60点)以上取得、かつ②7科目のうち1科目でも40点を下回らないことが条件です。
少しわかりづらいですが、40~59点の科目があっても、他の科目で高得点を取得し平均して60点以上を取れば合格、平均60点以上でも39点以下が1科目でもあると不合格、になります。
ちなみに免除申請を使用すると、その科目は60点として扱われます。
試験結果
結果は以下の通りです。
- 経済学・経済政策:56点
- 財務・会計:56点
- 企業経営理論:55点
- 運営管理:67点
- 経営法務:60点 ※科目免除
- 経営情報システム:48点
- 中小企業経営・中小企業政策:67点
合計点409点。
合格に11点足りず。
マジか・・・
感想
この結果に対しては、流石にへこみました。
いやめちゃくちゃショックでした。
試験前まで「これは合格できる」といえるほど勉強しましたし、試験中も「これは合格したな」と思え、試験直後は「2次試験に向けてどういう計画で勉強しようか」と考えるほど、1次試験合格は確実と思っていがゆえに、不合格という結果は重くのしかかります。
これはまいった。
司法試験合格という自負もあり合格する自信はありましたが、決して油断していたわけではありません。
いやー本当にまいった。
総括
総括も何も、試験結果と「結果はショックでした。でも今は立ち直っているぜ」という報告しかしてませんが、ひとまず今の気持ちを吐き出してみました。
とはいえ、今回の試験結果をふまえて1つだけ言えることは「例え合格まで1点届かなかったとしても、その1点を取れるか、取れないかには明確な実力差がある」ということです。
わたしの場合、1点どころか11点足りなかったのですが、合格に手が届く距離にはいたと思います。
しかし、受験者の中にはその11点を取り切り合格した方がいるわけで、取り切れなかったのは実力不足です。
ということをしかと受け止めて、次を向くしかありませんね。
次回は、思い描いていた戦略、勉強時間など試験までの過ごし方を振り返っていきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございます。ではまた。
※落ち込んだのは自己採点直後の30分で、今は何事もなかったかのようにケロッとして、来年度合格に向けて準備しています。
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